暑かった夏が過ぎて冬に向かう季節の移り目が大好きです。
すこし寂しさも感じるきせつですが、明るい月を見たり、雄大な山々を目の前にすると贅沢なひと時を過ごせます。
小さな軽バンでも、そこは贅沢なリゾートのコッテージのようになるのです。
秋から冬に向かう車中泊の一人旅
秋になるとススキを取りに山奥にいくことがあります。
自然の中に生えているススキは、とてもきれいで感動します。
数本いただいて、家の中にかざり、お月様を見ながら楽しんでみます。
この季節の一人旅は無条件にゆったりとして、気持ちがいいのです。
特に山奥に行くと大自然の中に溶け込むような気がして体に元気が戻ります。
車中泊の朝、秋の空気はひんやりと冷たい
秋の季節は昼間は温かいのですが、朝晩はぐっと冷え込みます。
夏にはなかった特別なひんやりとした空気が頬に気持ちがいいのです。
森の音というか、小川の流れや鳥の鳴き声が静かな世界に調和しているから、心地よい朝です。
軽バンを出て周りを散歩するのが大好きです。
車に乗っていると気が付かないことも散歩すると見えてきます。
温かい車内がここちよい
小さな軽バンですが、大自然の中にいると、さらに小さな乗り物に思えます。
しかし、そんな小さな車の中でも温かいのです。
散歩からもどると冷えた体を寝袋の中に入れて、しばらく天井や窓を眺めます。
スライドドアを開けると、寝袋に入ったままで、目の前が大自然のパノラマなのです。
こんな贅沢は車中泊の旅でしか味わえないかもしれません。
これからがバーナーの季節です
バーナー一つだけでも温かくなります。
特別にインスタントコーヒーの他にドリップコーヒーを持参します。
きれいな山の空気と山々を見ると、ドリップコーヒーの香りがひときわ引き立つような気がします。
一杯のコーヒーは、朝の体にしみこんでいきます。
車中泊のために様々な道具をたくさん揃えました。
でも、最後はバーナーとクッカーだけの質素な道具になりました。
おわりに
夏から冬に向かう季節の車中泊の一人旅は、大自然の移り変わりを肌で感じ取ることができる、とても贅沢な旅になります。
気持ちの良い朝を堪能しましょう!
tabito(旅人)