僕は1,000㏄のコンパクトカー「トヨタパッソ」で車中泊の旅をしています。
現在、在宅で仕事をしているので自由な時間がたっぷり。この時間を利用して車中泊の旅に出かけています。
キャンピングカーで車中泊の旅をする方がいる一方で、コンパクトカーで車中泊を楽しんでいる方もいます。
この記事は「コンパクトカーで車中泊をしたい!」というテーマで書きました。
- コンパクトカーでも車中泊の旅ができるの?
- 本当に手足を伸ばして寝れるの?
- コンパクトカーの中で旅の生活が楽しめるの?
こんなお悩みをかかえている方に向けて、この記事を書きました。
この記事を書いている僕は小さいころ父とよく車中泊の旅に行きました。そんなDNAを持っている僕は5年前から車中泊がしたくなり全国縦断の旅に出かけたりしています。
その体験を踏まえて「コンパクトカーで車中泊をしたい」と考えているあなたに「3つお伝えしたいこと」があります。
- ユニーク
- 広さの錯覚
- 別世界
初心者でもチャレンジすれば楽しみが倍増するはず!
「コンパクトカーで車中泊をしたい」と考えているなら、
是非「3つのお伝えしたいこと」を書きますので、順を追って読んでみてください。
コンパクトカーで車中泊している今の僕は?
僕は今、1,000㏄のパッソを車中泊で「寝れるコンパクトカー」に改造して旅をしています。
実は5年前に中古の「軽バン」を50万円で購入し自分でこつこつ改造して車中泊用にしました。
屋根にはソーラーパネルを取付けて発電し、フラットな床をつくり、棚を設置して車中泊の旅に出かけました。
車中泊用のグッズもたくさん揃えました。寝袋、マット、ガスバーナー、食器、LED照明、バッテリーなどかなりの種類。
そんな軽バンの旅をしたぼくは、コンパクトカーの車中泊へとシフトし始めました。
理由は、シンプルで身軽で簡単に出かけられるから。
むしろ旅そのものを楽しみたくなったとも言えます。
そのため、いつもコンパクトカーの改造方法や使うグッズをできるだけシンプルにすることを考えています。
アウトドアのキャンプを始めたころは大きなテントを使い、テーブルやイスを並べて楽しんだものです。
でも経験がどんどん積み重なるととってもシンプルになりました。
その究極がバックパックひとつにテントからバーナーまでシンプルに詰め込んで行く「ソロキャンプ」です。
車中泊の車旅も同じかもしれませんね!
コンパクトカーで車中泊をしたい理由は?シンプルだから
コンパクトカーで車中泊をしたい理由は、「キャンピングカーが帰るほどお金がないから?」ではありません。
ぼくは最初にキャンピングカーの購入を考えた一人で、予算500万円でバンコンやキャブコンにあこがれたものです。
中古の軽バンを手に入れる
でも、ものつくりが大好きだから自分で改造して車中泊を楽しむことを選びました。
手始めに手に入れえたのが50万円の中古軽バン(走行距離8万4千Km)。
実はこの改造にハマってしまったのです。
5年間の車中泊で分かったこと、それは車中泊を重ねれば重ねるほど「旅はシンプルになる」ということです。
コンパクトカー「パッソ」を手に入れる
シンプルな車中泊を目指したくて手に入れたのが「トヨタパッソ」1,000㏄です。
パッソは奥様方のお買い物車としてもよく使われています。
設計の特徴は女性の視点から開発された部分が多く、使いやすいアイデアが満載。
かっこいいアウトドアタイプとは程遠いデザインの街中コンパクトカーです。
決して広いとは言えないキャビンをどうすれは車中泊できるのかを寝ても覚めても考えました。
なんどもなんども作っては壊す作業の数々・・・
実際に車中泊してみて改善を重ねる。
そして出来上がったのが手足を伸ばして寝れるフラットな床。
まさか、パッソでこんなに楽しめる車中泊ができるとは夢にも思いませんでした。
今は、このパッソで気軽にシンプルに車中泊を楽しんでいます。
車中泊したいあなたへ!お伝えしたい3つのこと
ここまで僕が車中泊を始めてから、コンパクトカーを使うまでの経験を書きました。
そこで、車中泊を思い存分楽しむためのポイントを知っておけば楽しさも倍増します。
そこで、コンパクトカーで車中泊をしたいあなたに、お伝えしたいことが3つあります。
- ユニーク
- 広さの錯覚
- 別世界
(1)コンパクトカーで車中泊をしたいあなたへ!ユニークな思考が大切
車中泊で使う車の改造は、先輩方の真似から始まります。
床の作り方、収納の作り方、電源を確保する方法など先輩方が取り組んできたことを真似てみること。
それが一通り完成すると、こんどは自分のコンセプトに合う改造へとステップアップ。
そこからがユニークでオリジナルな改造が出来るようになります。
自分が何日もかかって考えたアイデアは、旅に出て初めて「ここちよさ」を実感できること。
ユニークなアイデアを駆使した小さな「コンパクトカー」なら、車中泊の旅にひと味ちがう感動をもたらします。
(2)コンパクトカーで車中泊をしたいあなたへ!広さの錯覚をチェック
コンパクトカーは小さくて狭いという「広さの錯覚」をチェックすること。
そもそも小さな車だから「狭い」と思い込むことでそれ以上進まなくなります。
コンパクトカーは工夫次第で広く使いやすくなります。
実際に車内でしっかりとチェックしてみると、意外なアイデアがわいてきます。
(3)コンパクトカーで車中泊をしたいあなたへ!別世界を味わう
キャンピングカーに泊まっても、コンパクトカーに泊まっても、やって来る朝は同じ「別世界」。
コンパクトカーで迎える朝もまたいいものです。
大自然の中で非日常な車中泊の醍醐味は「別世界を味わう」ことだと考えます。
コンパクトカーで車中泊したいあなたへ!寝れるように改造
コンパクトカーで車中泊するための準備をしたら、取りあえず出発してみましょう!
その中で見つけた方法があなただけのユニークなオリジナルな空間に改造できます。
とはいえ初めてコンパクトカーで車中泊する方はイメージがつかめないと思います。
僕がコンパクトカーの改造をした事例を紹介しますので参考にしてみてください。
コンパクトカーの床を改造する方法
快適な車中泊をするなら「フラットな床」は重要なポイントです。1,000㏄クラスのコンパクトカーにフラットな床にする改造方法を紹介。
「1分」程度であっと言う間にフラットな床にセットする方法を紹介します。
簡単でだれでもすぐに作れます。
コンパクトカーで足をのばせるように改造する方法
1000ccのコンパクトカーは2人でも十分な車中泊ができる方法があります。
コンパクトカー「パッソ」を利用してシンプルな車中泊仕様にしてみました。
2人でも足をのばして寝る車中泊が楽しめます!2泊3日程度は楽に車中泊の旅ができます。
コンパクトカーの窓を改造する
車中泊で窓の目隠しをダンボールで簡単に自作する方法を紹介します。一度度作っておけば何度でも簡単に同じ目隠しが作れます。不要なダンボール箱を再利用するのでお金もかかりません。
どんな車の窓の目隠しでも簡単に自作できる特徴があります。
コンパクトカーの虫除け対策をする方法
山間部や海辺の車中泊では「虫対策」が重要となります。
こんな方法もあるので紹介します。この方法で車内に虫は入ってきませんでした。
コンパクトカーを涼しくする改造
夏の気温が高くなる時期は車内も暑くなります!
コンパクトカーを涼しく過ごせるための改造方法を解説します。
コンパクトカーでテーブルを使う
コンパクトカー車内で狭くならずに、できるだけ広く使えて軽いテーブルです。
様々なテーブルを試しましたが、このサイズのアルミ製折り畳みテーブルが使いやすいのでおすすめです。
コンパクトカーでお湯を沸かす
車高の低いコンパクトカーの車内でもシングルバーナーを使ってお湯を沸かす方法を紹介します。
コンパクトカーに冷蔵庫をつくる
冷蔵庫は釣り用のクーラーボックスを使います。2リットルのペットボトルに水を入れて凍らせたものを新聞紙にくるんで入れます。
軽バンで使っている方法を参考にしてください。
僕が使っているシマノは夏でも2泊3日程度は氷がもつのでお試し下さい。
コンパクトカーの電源をつくる
ソーラー発電やポータブル電源を使えば容量が大きいのでいろいろ使えます。
もし2泊程度の車中泊なら夜の照明やスマホの充電程度でしょう。
そんな時はモバイルバッテリーでも十分使えます。
まとめ:コンパクトカー車中泊【改造ガイド初心者版】
コンパクトカーで車中泊をしたいあなたへ!
お伝えしたい3つのポイントは、
- ユニーク
- 広さの錯覚
- 別世界
このポイントをもとにあなただけのユニークなコンパクトカーに改造して車中泊の旅を楽しんでください。
心に残る車中泊の車旅ができることを期待しています。