なぜか温泉に入りたくなると頭に浮かんでくるのが北海道の登別温泉、群馬県の草津温泉、そして大分の由布院の温泉です。
「ゆふいん」を漢字で書くと、「湯布院」と「由布院」の2つに出会います。 もし、温泉を指すときは「由布院温泉」となります。でも、旅行ガイドなどでは「湯布院温泉」の漢字を使っていることもあります。
大分県には車中泊で通過したくらいで、由布院温泉には行ったことがないのです。
2年前の由布院温泉にはまだ新型コロナはなく、のんびりと温泉に浸かったことを思い出します。
由布院のお湯は熱かった・・・
羽田空港から大分まであっという間についてしまいました。車中泊の旅では下道だけで行くと約7日間かかるのですが、飛行機から四国が見えたかと思ったらあっという間です。
平日の旅は旅館もすいていて、貸し切りという贅沢な時間をもらいました。
あまりにも贅沢なので、おかみさんに「貸切でも大丈夫ですか?」と確認すると、「今日だけ特別に温泉が付いている部屋をつかってね!」とさらにうれしいお言葉を頂いたのです。
部屋から温泉でゆったりと過ごせるので、時間はあっという間に過ぎていきます。
部屋の外は露天風呂なのですが、お湯は滾々と湯船に流れ落ちてきます。熱いお湯です。
露天風呂も個室のお風呂も貸切・・・
部屋の温泉だけでも大満足なのに、本格的に木々に囲まれ小川が流れるそばに露天風呂があります。
ここも豊富な湯量で湯舟が溢れています。
熱いお湯に入ると、足元から温まり、ふ~っと大の字になって露天風呂で寝てしまいました。
青い空を眺めながらそよ風が通り過ぎる木々を見ながら入る由布院のお湯は、一生忘れられないのです。小川のせせらぎも聞こえて、太陽と由布院のお湯が相まってなんともいえないゆったり感があじわえるのです。
宿の風情が安らぎを与えてくれる
どことなくレトロな由布院の宿は、寛げて癒される空間です。
部屋から露天風呂までの廊下は、夕暮れになると灯りがともされてロマンチックな雰囲気に包まれます。久しぶりで記憶の遠くに忘れていた日本の温泉宿の原風景が蘇ってきました。
大人の隠れ家というか、ひっそりと過ごすにはもったいないくらい贅沢な宿です。
何日でも泊まっていたくなりました。
大分の由布院には何度行っても、その度に味わいが違います。大分に住みたくなって移住した友人がいるほど魅力的な温泉のある由布院は魅力的です。
車旅では足をのばすと阿蘇の雄大な景色を望むことができて時を忘れて楽しめます。
また、行きたくなってきました・・・