いよいよ春が来ました。まだ雪解けの最中の山里にはふきのとうがこれから取れる時期となります。4月22日から車中泊で計画しました。
ふきのとう採り
ふきのとうを採りに行くのは今年で3年目を迎えます。
1回目は、時期がわからずまだ残雪が残っている5月の連休にキャンプ場で見つけたのが始まりです。
キャンプ場で採ったわずかばかりのふきのとうを持ち帰り、てんぷらにしたら苦みがあってとても美味しかったのです。

それ以来、ふきのとうのとりこになってしまいました。
2回目は、意気込んで3月に行ったら雪が深く道路が通行止めで行けませんでした。探しても早すぎたのでありません。意気消沈して山道をかえる途中に女房が道端でふきのとうが芽を出しているのを見つけたのです。
するとそこを中心にあちらこちらのわずかですがふいのとうがあり、なんとか20個位みつけて、大喜びでした。
3回目の昨年は、4月下旬に温泉旅行をかねて行きました。時期がばっちりでたくさんのふきのとうを採ることができました。ここから軽バンが手に入ったので車中泊で快適に旅をすることができました。
今回は4回目です。時期と天気と気温を読んでいます!また、車中泊用の軽バンのシンプル化も進み快適な「ふきのとう採り車中泊」ができそうです。
採れる所
ありそうで無いのがふきのとうです。
山奥の山道わきに出ていることが多いです。雪が解け切らなく道の両脇の斜面に凍っているところをよく見ると、雪のしたに新緑のふきのとうが顔をだしているのです。

地元では沢山とるのでしょうけど、年に1回の旅ではなかなか場所を特定するのは難しかったです。
今年は4回目なので慣れてきました。もちろん熊の出る山奥ではなく、山道で採る予定です。
しかし、熊は民家にも出没するようになったので気を付けないと襲われます。サイバネーションから目覚める時なので危ないです。
車中泊の場所
道の駅「しもごう」がベストです。この道の駅は山の中腹にあります。なので見晴らしがとてもよく、景色も空気も抜群です。
道の駅「しもごう」から30分も山奥に車で行くと山道にふきのとうが芽をだしていることでしょう。

標高が高く、豊かな自然景観の眺望が楽しめます。 物産販売やレストランも営業しています。
場所:福島県南会津郡下郷町大字南倉沢字木賊844-188
電話:0241-67-3802
天空の道の駅「しもごう」は、4月下旬の平日はたいへん空いていて貸切状態です。みえる山々は美しく日の出が素晴らしいです。
ふき味噌をつくる
採ってきたふきのとうは、てんぷらにしてたべていましたが、ある時、田舎のおばあちゃんが生きていた頃に作っていた「ふきみそ」を思い出して2年前に作ってみたのが始まりです。
販売されているふき味噌は砂糖が多いので甘いのです。しかし、おばあちゃんが作ったふき味噌は苦みがあり熱々のご飯に乗せて食べると絶品なのです。
作り方は、ふきのとうにサッと熱湯をかけます。茹でて使う場合がありますが苦みの元が無くなってしまうので、熱湯をかけて消毒する程度です。
それをすり鉢に入れてみそを入れて書き増せるのです。
そんなシンプルなふき味噌は、絶品です。
まとめ
いよいよ山は春の山菜が取れる時期となります。温暖化の影響と開発のために熊が民家まで出てくるようになりました。
山菜採りでは特に注意が必要です。祖父は営林署で長く働いた山男でした。マタギではありませんが、よく山を知ってました。
なので山に入る時は、とても注意して無理せずに状況を読んでいたのを覆い出しました。
4月下旬にふきのとうが採れたら、アップしたいと思います。
tabito(旅人)