旅の出ると近辺のなにげないお土産屋さんに立ち寄ります。
そこには都会ではお目にかかれない魅力的なお店に出会うことができます。
ひとり旅でひとと話すことはそんなに多くはありません。
久しぶりに声をかけて話ができたことも思い出となって心に残るシーンです。
旅先のお土産屋さんは魅力がいっぱい

会津の鶴ヶ城に立ち寄った時のこと。
荒城の月の碑を横目にあるいていると、なにやらお土産屋さんが店を出していた。
そのなかに呑兵衛の心をくすぐる、漆塗りのぐい呑みが並んでいた。
ついつい買ってしまた。

漆の香りがするぐい呑みで、会津のおさけ「ほまれ」などを一口含むと、ひとり旅の思い出がすぐそこに戻ってくるのです。
風情が残るお土産屋さん

飛騨高山で車をおり街を散策するとおきまりのお土産屋さんが並んでいる。
ちょうどベルギーから来たカップルと話があった。
お土産をさがしているとのことだったから、いっしょに近辺を歩いてみたら楽しめるお土産があった。

なぜキューピーさんなのか分からないのですが、よく売れているようです。
歴史の重みを引き継ぐお土産屋さん

福島県の会津地方にある伊佐須美神社の近くを通り過ぎようとして、気になるから戻ってみた。
すると境内の鳥居のまえにお土産屋さんがあったのです。
起き上がりこぼし(小法師)が売っていた。会津の人にとってはお守りだという。

お土産屋さんにはこころに残る出会いもある

通り過ぎようとしてたまたま近道をしたら、錦帯橋にであった。
河原に車を止めてあるいていると、お土産屋さんが河原に店をだしていた。
店の店主に声をかけたら、その笑顔にうっとりしてしまったのは、ひとり旅のせいなのか・・・
ここの大島ミカンは絶品でした。

おもわず大島ミカンをたっぷり買い込んで、車中泊の車のなかで味わってたべてしまいました。
想い出に残るお土産屋さんのシーンで、いまでも思い出すのです。
店主の笑顔と、ひとり旅のぼくにかけてくれた言葉を・・・
ひとり旅の魅力は奥深い

ひとり旅はとってもいいものです。
こころの奥にのこる思い出は一生のたからもの。
その記憶を鮮明によみがえらせてくれるのが「お土産屋さん」とそこにいる、あったかいお店の人たちとの心温まる出会いです。
またひとり旅にでる準備をはじめました・・・