ブロガーに好機到来か?【2019年】ネット広告がテレビを超える日

ネットがけん引する広告費

電通が2月28日に発表した2018年の国内の総広告費は、前年比2・2%増の6兆5300億円で、7年連続の増加となりました。

インターネット広告費は前年比で16・5%増の1兆7589億円となり、5年連続で2桁の伸びとなりました。

電通「2018年日本の広告費」のデータよりグラフ作成 (単位:億円)
媒体2018年 前年比(%)
テレビ(地上・衛星)-1.8
ラジオ-0.9
新聞-7.1
雑誌-9.0
インターネット16.5

地上波のテレビ広告費1兆7848億円まで差は259億円。2019年には超える可能性が出てきました。

電通「2018年日本の広告費」のデータよりグラフ作成 (単位:億円)
媒体(単位:億円)2015年2016年2017年2018年
テレビ(地上波)18,08818,37418,17817,848
ラジオ1,2541,2851,2901,278
新聞5,6795,4315,1474,784
雑誌2,4432,2232,0231,841
インターネット11,59413,10015,09417,589

閲覧履歴などから利用者の関心に合わせて配信する「運用型広告」が牽引しているようです。

新聞と雑誌の広告掲載費の減少が際立っています。新聞広告を見ると、高齢者向けの健康食品・県境商品・介護用品等が殆どであり、若者向けの広告は殆ど見当たりません。

運用型広告とは?

運用型広告は、最新のアドテクノロジーを活用して運用する広告の種類です。広告枠、入札額、ターゲット等をリアルタイムで変動させながら出稿する方式をとっています。

例えば、純広告では広告枠を定額料金で広告主が購入します。一方、運用型広告の場合は「入札」によって広告枠の金額が変動します。広告主は広告枠を入札方式で購入します。

運用広告の特徴は、広告効果を短期間に改善できることです。運用者のスキルと利用する広告配信システムの機能を使う力量に左右されます。


ネット広告とブログ

今、企業でも注目を集めているのがミレニアル世代(別名:デジタルネイティブ)です。平成初期(1981年~1996年)に生まれた世代のことを言います。

特徴はインターネット環境が整ったころに育った最初の世代で、パソコンよりスマホやタブレットを駆使す人が多く 小学生の頃には家族旅行の経験が多く、旅行には積極的な行動力をもっています。

ミレ二アル世代が情報源として利用している中の一つに特化ブログがあります。Googleで検索してメーカーのサイトもさることながら、特化したブログ(専門情報)そこから情報を得ています。

買いたい物や行きたい所など調べたい時には、「スマホからネット検索」が一般的になっています。ネット広告はターゲットに素早くリーチするように働いているのです。

運用型広告に連動したブログ

企業がネットを使って運用型広告を配信する相手の一つは、ミレ二アル世代のスマホです。Googleで検索した画面に広告がリアルタイムで表示されます。検索した人の目的と興味にマッチした広告が出てくるのです。

検索結果に表示されるのは、主に「ブロガー」が書いた記事です。「ダイエット」で検索すると「ダイエットおすすめの方法」「ダイエットに効果的なウエア」・・・等、相当数ヒットしてきます。

そこに、企業が出している広告も同時に表示されるのです。

一企業では雇いきれない相当数の特化したブロガーが、その広告を媒介する役目を担っています。

ブロガーの役割

1兆7589億円に上るインターネット広告費の中から個人ブロガーも収益を得ているのです。この傾向は益々増加していく事が予測されます。

素人同然のブロガーでも、消費者からのレビュー記事を書けば立派な広告をする側になります。口コミで売れる時代から、それを証明するブロガーの役割が増加しているのです。

実際に自分のブログのアクセス数が多くなってくると、とある企業から直接記事の依頼があったりします。

ブロガーの将来

団塊の世代を親に持ち、全く違ったデジタル世界で生きてきたミレ二アル世代が親になり、その次の世代が社会に出てきています。

3才でスマホを操作して、「YouTube」からアニメを選んで視聴しています。3才でスマホがあたりまえなのです。

ブロガー(別名、個人広告代理店と呼びたいです)に、GoogleやAmazonがパートナーとして仕事を提供する時代が始まりました。

価値のある情報記事をどれだけ書けるか。そして社会に提供して行くかが問われる時代へと進んでいます。

tabito(旅人)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です