(最終更新:2020年4月18 日、投稿:2019年3月1日)
ついにネット広告がテレビ広告費をこえてしまいました。
これは、不特定多数に広告していた方法から個人ベースの広告表示へと大きくシフトしたことが理由です。
それではどれくらい社会変化がおきているのかを紹介します。
ブロガーに絶好のチャンス

ネット広告とテレビ広告の変化
電通が2月28日に発表した2018年の国内の総広告費は、前年比2・2%増の6兆5300億円で、7年連続の増加となりました。
インターネット広告費は前年比で16・5%増の1兆7589億円となり、5年連続で2桁の伸びとなりました。

媒体 | 2018年 前年比(%) |
テレビ(地上・衛星) | -1.8 |
ラジオ | -0.9 |
新聞 | -7.1 |
雑誌 | -9.0 |
インターネット | 16.5 |
地上波のテレビ広告費1兆7848億円まで差は259億円。2019年には超える可能性が出てきました。
特徴はインターネット環境が整ったころに育った最初の世代で、パソコンよりスマホやタブレットを駆使す人が多く 小学生の頃には家族旅行の経験が多く、旅行には積極的な行動力をもっています。
ミレ二アル世代が情報源として利用している中の一つに特化ブログがあります。Googleで検索してメーカーのサイトもさることながら、特化したブログ(専門情報)そこから情報を得ています。
買いたい物や行きたい所など調べたい時には、「スマホからネット検索」が一般的になっています。ネット広告はターゲットに素早くリーチするように働いているのです。
ブロガーの仕事に期待
1兆7589億円に上るインターネット広告費の中から個人ブロガーも収益を得ているのです。この傾向は益々増加していく事が予測されます。
素人同然のブロガーでも、消費者からのレビュー記事を書けば立派な広告をする側になります。口コミで売れる時代から、それを証明するブロガーの役割が増加しているのです。
実際に自分のブログのアクセス数が多くなってくると、とある企業から直接記事の依頼があったりします。
ブロガーの将来
団塊の世代を親に持ち、全く違ったデジタル世界で生きてきたミレ二アル世代が親になり、その次の世代が社会に出てきています。
3才でスマホを操作して、「YouTube」からアニメを選んで視聴しています。3才でスマホがあたりまえなのです。
ブロガー(別名、個人広告代理店と呼びたいです)に、GoogleやAmazonがパートナーとして仕事を提供する時代が始まりました。
価値のある情報記事をどれだけ書けるか。そして社会に提供して行くかが問われる時代へと進んでいます。
Googleアドセンス2019年の動向
Googleアドセンス: 2019年7月9日より、Better Ads 標準は全世界の Google Chrome でサポートされます。
昨今の不適切動画投稿もあってなのか、広告を掲載するサイトにフィルターを通すシステムが7月9日から開始されます。
広告の占める面積が30%を越えたり、規定に反するコンテンツが掲載されるとchromeが広告をカットして表示されなくなります。
Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて。7 月 9 日より、Better Ads 標準は全世界の Google Chrome でサポートされます。広告が Better Ads 標準に準拠していないと、Chrome ブラウザでフィルタされる可能性があります。
引用:Googleアドセンス
Googleサーチコンソール WebTool でサイトが適正かどうかをチェックしましょう。
tabito(旅人)