平成時代の最後の日を迎えました。
大化以降247番目の元号「平成」時代の最後の日を迎え、生きている内にデジタルで残しておこうと書きました。
平成の情報化の移り変わりを見てきました。以下の記憶を「平成」の時間軸に残します。
ネットとOSが進化
平成はネットと携帯端末が大きく進歩した時代でした。
通信系では、草の根のPC通信からインターネットへと大きく進化しました。
OS関係ではDOSのキャラクターベースからMacOSやWindowsの新しいGUIを持つ時代へと進化し、専門技術者の所有物から一般の方が使えるユーザーインターフェイスを持ったPCやスマホへと大きく進化した時代でした。
だれでも動画が自由に使えたり、携帯端末でメールやでネットが使える時代は夢のまた夢で未来の話でした。
その頃に東大の情報科学系の若き研究者のグループと交流していました。
構想はすでにあったのですが、問題はネットのスピードとPCの処理スピードが速くなったら実現するだろうと話したのは昨日の事のようです。
AIの進化
2000年頃は、携帯電話に日本語で話しかけると英語で相手に翻訳されて届くような自動翻訳機の試作品がありました。
その大きさは海外旅行のスーツケース程でした。携帯して使えることは夢でしたが、今はスマホで実現しました。
鉄腕アトムの時代到来か
いよいよAIを持つ鉄腕アトムの時代ですかね。
将棋ソフトの開発では、東大将棋やボナンザの開発に至ったAIを研究していた日本の研究グループが大きな役割を果たしました。
その後の世界のAIを発展させてきました。毎年、箱根のセミナーハウスに世界中のAIプログラマーが集まり成果を共有してきました。
将棋ソフトの進化がもたらすもの
10の数乗先の一手を予測して、次の手のパターンを考えるAI技術は、普通に使っているカーナビやスマホのナビ、電車の乗り換え案内アプリの「経路検索を最短に予測するアルゴリズム」に利用され開発されてきました。
画像処理では、例としてオリンピックの体操の判定は画像をAIが判定するように、人間のミスを補うように、我々の生活に入り込んできました。
平成の進化スピードは昭和の何倍だろう・・・
この短い30年の間に、これだけ早い時間で進歩した時代はドッグイヤーともいえるくらいです。
3歳の子供は、YouTubeをスマホを操作して好きな動画をみているのです。
その様な時代の人が、令和では中心となっていくのですから、そこをベースに開発されるので、さらにスピードアップした進化が期待できるのでしょう。
戦争の無い平和な時代
平成時代は、戦争が無く、1人も戦争で命を落としませんでした。平和な時代の「平成」は、世界でもまれな「超平和」な国なのです。
その平成時代が今日終わり、「令和」へとバトンタッチしていきます。
令和時代はさらに高速で進化する
どんな時代になるか「令和」。どんな時代にするか「令和」。一人ひとりの結集が生み出す時代には、新しい「ワクワク感」があります。
携帯端末からウエアラブル化へと進化し、AIと連携したチップはあらゆるものに入り込みユーザーは気が付かないようなVR的インターフェイスへと進化していくのでしょう。
「24時間はたらけますか、ビジネスマン!」こんなコマーシャルが代表した時代は終わり、働き方改革が進んでいます。
広告もテレビを抜きネット広告へとシフトしています。
私達が書いているブログに期待される時代へと大きく進化して行くでしょう。企業活動の一つ「広告」の転換期ですね。
個人起業家、個人個人が場所も時間にもとらわれない働き方へと進んで、古い時代の働き方から変わる時代を想像します。
リアルと仮想のミックスへ
航空機のシミュレーションは、実機とほぼ同じですから、リアルと仮想が入り混じるモデルが進んで行きと予測されます。
自宅にいながら、海外でアバターが旅行したり、海外でのミーティングに参加したり時間と空間を超越したことも起きるでしょう。
ゲームはスポーツとコラボして新し分野を作りました。eスポーツ。
まとめ
コンピュータの世界で生きてきた者として、カードパンチの時代からネット時代まで体験してきました。
もう、現場の開発にはついていけません、あとわずかな時間を生きていくのですが、面白いので出来るだけ、学んでいこうと思います。
お墓に入るころは、私の動画と脳の情報がAIによって保存管理されて、子孫たちへの戒名にかわる継承情報となり、まさに生きているかのようになるのではないでしょうか。
平成同様に戦争のない平和な日本「令和」を私達は継続しなければなりません。
楽しみな「令和」時代が明日始まります。
tabito(旅人)