ブログのフッターに簡単にコピーライトを表示させる方法を説明します。
copyright表記の仕組み
デフォルトでは、「プライバシーポリシー Proudly powered by WordPress」になっています。ここをコピーライトに書き換える方法です。

この部分をコピーライトの表示に変更する方法です。
説明では「エックスサーバー」、「WordPress(5.03)」、
テーマ「TwentySeventeen」を使います。
小テーマはあることを前提に説明します。
フッターの表示構造
テーマ「Twenty Seventeen」のfooter.phpを見てみましょう。
外観 ⇒ テーマの編集 ⇒ テーマフッター と進みます。
テーマフッター (footer.php)をクリックするとコードが表示されます。
この表示では42行目に黄色のマーカーを引きました。

42行目にには、次のコードが書かれています。
get_template_part( ‘template-parts/footer/site’, ‘info’ );
この意味は、フォルダー[template-parts]の中にあるフォルダー[footer]の中のファイル[site-info]を呼び出せということです。
この様な階層です。
template-parts/footer/site-info
つまり、ファイル[site-info]のコードを実行するようになっています。
呼び出した結果、今の表示は「プライバシーポリシー Proudly powered by WordPress」になっています。
変更する仕組み
親テーマと同じディレクトリ階層を小テーマに作り、そこに、コピーライトを表示するようにコードを書き加えます。
すると、小テーマのフッターが優先されますので、ここに書かれたコードが実行されてコピーライト表示をするという仕組みです。
小テーマに同じ階層を作る方法
始めに、小テーマに同じ階層を作ります。
エックスサーバーのファイルマネージャーにログインします。
該当するドメインの小テーマのフォルダー(ディレクトリ)まで進みます。
「wp-content」⇒「 themes」⇒「child(作成した子テーマ)」
次に、その小テーマフォルダーの中に 「 template-parts」 のフォルダーを作ります。
次に「 template-parts」フォルダーの中に、「footer」フォルダーを作ります。
次に 「footer」フォルダーの中に「site-info.php」ファイルを作ります。
このファイルはまだ空です。
ここまでの階層構造をまとめると次の通りです。2行になり、すみません。
wp-content/themes/child(作成した子テーマ) /template-parts / footer / site-info.php
これで、小テーマの中に親テーマと同じ階層で 「site-info.php 」の空のファイルができました。
小テーマにコードを設定する。
小テーマに作った 「site-info.php 」の空のファイル に、コピーライトを表示させるコードをコピペします。
コードは、以下の通りです。
<div class="site-info">
<small>© <?php echo date('Y'); ?> <?php bloginfo('name'); ?>, All rights reserved.</small>
</div><!-- .site-info -->
©マークの後に、php echo date(‘Y’);で西暦を、php bloginfo(‘name’);でブログ名が呼び出されます。
以上で終了です。
フッターに下の様にコピーライトが表示されます。
参考に下に自分の例を添付しました。

テーマの更新があっても、これで安心です。
tabito(旅人)