仕事がつらい時に乗り越える方法!

番外編
この記事は約3分で読めます。

人間だれしもつらい仕事や人間関係で悩み苦しみを体験ながら仕事に従事しているのではないでしょうか?

とてもつらい出来事があったり、人間関係で悩んだりしたときには、たまには視点を宇宙のことに向けて思いをめぐらせ、元気を取りもどしましょう。

ボイジャー2号は今も太陽系圏外の宇宙の旅を続けています。地球と太陽の距離の約100倍以上ある180億キロも離れた星間空間を現在も飛んでいます。

ボイジャー2号は、今から約42年前の1977年の打ち上げられ人間のメッセージを乗せて太陽圏の外に出ました。今もはるかかなた暗黒の宇宙空間を旅しています。

思い出せはボイジャー2号を打ち上げる時に、当時の人々はこんなことを考えました。もしも「地球外生命体」に遭遇した場合にその生命体に地球の情報を伝えるために、「地球の音」というタイトルが付けられた金メッキの銅製レコードと再生用の針を用意したのです。それを実際に搭載しました。

レコードには、波や風の音、動物の鳴き声などの地球上のさまざまな音や55の言語、そして日本の尺八による演奏の音も収録されています。有名なのは「われわれは、いつの日にか、銀河文明の一員となることを期待する」と当時アメリカ大統領だったカーター大統領のメッセージ音声も添えられました。とてもロマンのある話です。

42年の時を経た現在、当時の出来事を見るとすごい進化を感じます。レコードと針を乗せているのです。今、見た事のある人は少ないのではないでしょうか。アナログの時代の事ですが、それがあたかもタイムカプセルにつつまれたままで宇宙空間を移動しているのです。


そんな宇宙を想像すると、悩みや辛さは和らぎます。地球という小さな天体。その中の日本、そしてその中の東京、その中の小さな会社の一部署というとても狭いところで生活している私がいます。

人間の生きている時間はせいぜい長くても80年~120年程でしょうか。2018年に発表された日本人の平均寿命のデータでは、男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」でした。

仕事に従事している時間は、それぞれですが40年前後ではないでしょうか。丁度ボイジャーが現在飛んでいる宇宙空間あたりです。大学を卒業してからリタイアまでの時間に匹敵します。

40年は非常に短い時間です。この短時間の中で苦労や辛い出来事、許せない出来事などを経験して仕事をしてきました。


2003年にNASAの宇宙背景放射観測衛星WMAPの観測結果から判断すると、宇宙は約137億年前に生まれたと推定されています。

地球は約46億年前に誕生しています。人類は大体600万年前に誕生したと推定されています。

地球が出来た46億年前から人類が誕生するまでを1日に換算すると、人類が地球上に生まれた時間は、23時40分頃でしょうか。つい最近ですね。

わずかな時間と空間で一生を終える人間です。もともとは宇宙のガスから出来たもので素材はだれしも同じ物質でできています。部長も課長もみんな宇宙のガスからできたのです。


つらい事は会社組織での超ミクロな世界での経験ではありますが、実はとても大きな成長のカギを与えてくれます。

どうにもならないと思われる難題に直面し、乗り越えたときに得られることがあります。それは「自分が直面する困難は、乗り越えられるから遭遇したのだ」という確信を得る事もできるのではないでしょうか。

苦しみや困難は、確かに人間を成長させてくれます。解決するスキルも与えてくれます。それを乗り越えられなかったことも、また成長の種となります。

宇宙から見ると人間には大差はありません。会社や学校のある地上にいると人間は見えるのですが、最も近い天体の月から見ると、人は小さすぎて見えません。

宇宙空間に漂う青い地球。
短い人間の生命時間。

変える事のできない相手に時間をかけるよりも、自分の気分を変えていきましょう。

参考書籍 >>>こちら

tabito(旅人)

タイトルとURLをコピーしました